Jtas Tech Portal

JtasAppの導入作業手順

Jtas⇄NEHOPS連携をする際の現地での作業手順を記載します。

Jtas側で必要な設定は事前に全て行っていることを前提に記載します。

なお、想定外のことが発生した場合、Edeyans側で連動設定を変更する必要があります。

  • ホテル様とのすり合わせ

    • 連動に関する確認事項

      • DDの連携に関して、Jtasを主として連動しても良いか

      • バッチを回す時間は何時で、何時頃予定を自動作成するか

    • テストに関する依頼

      • テストで使用したい部屋のご提供(最低2部屋、できれば3部屋)

    • テスト内容に関して

      • テスト時間について

      • テストの影響について

    • JtasAppPCの設置について

      • 設置場所にご案内いただく

    • テスト部屋の確認

      • 最低2部屋、できれば3部屋用意できるか確認いただく

  • 構築ベンダー様とEdeyansとのすり合わせ

    • 事前確認

      • JtasAppPCとJtas連携用つなぐくんのIFPCについて

        • お互いのIPアドレスとポート番号の確認

        • JtasAppPCのIPアドレスにバッティングがないか、IFPCからPingを送信

        • つなぐくんPCにて、相乗りや遠隔操作ソフトとのポートバッティング確認

          Shell
      • テスト内容について

        • テスト項目と全体スケジュール

        • Jtas側で追加実施したいテスト

        • DDの連携

        • ノークリの連携

        • 先予約の設定(デフォルト3日)

対象ホテル用のJtasAppのファイルを対象PCに入れます。

  • jtas-app.exe

  • log4rs.yaml

Jtas App.exeは各ホテルでユニークなデバイスID(APIキー)をすでに設定済みのため、流用することはできません。

jtas-app.exeとlog4rs.yamlをC:¥jtas-appのフォルダに移動します。

exeの名前は、jtas-app.exeに必ずリネームしてください。

後でエラーになります。

検索から「cmd」と入れて、コマンドプロンプトを右クリックして管理者で実行します。

コマンドプロンプトが起動したらc:¥jtas-appフォルダまで移動し以下コマンド実行します。

Plaintext
{{exeのファイル名}} -m install

【実行サンプルログ】

Plaintext
C:\\Windows\\System32>cd ..
C:\\Windows>cd ..
C:\\>cd jtas-app
C:\\jtas-app>jtas-app-taketani.exe -m install
2024-12-02T20:18:47.916826500+09:00 INFO jtas_app - [jtas-app-taketani] NOW BOOTING UP!
2024-12-02T20:18:47.932418500+09:00 INFO jtas_app - Service installed successfully

JtasAppはサービスで動作します。

サービスの起動とPCブート時に自動的にサービスが起動するように設定します。

a. Windowsキー+R→services.mscでサービスを確認

b.Jtas Appを探して、状態が実行中であることを確認。実行中でない場合はダブルクリックで詳細を開いてください。

c.スタートアップの種類を「自動」にする。 サービスの状態が実行中でない場合は「開始」をクリックする。

d.回復タブで、最初のエラーと次のエラーを「サービスを再起動する」に変更する。本設定をすることでPCが起動すると実行中となります。

JtasAppが起動に成功すると実行中となります。

PCを再起動し、services.mscを実行してJtasAppが立ち上がっているか確認します。

つなぐくんは、JtasAppPCに対してPingにて死活監視を行っているため、

ICMP(Ping)に応答する設定を行います。

【設定方法】

https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/1712/21/news018.html

ネットワークのセキュリティ対策にWindows Defenderを使っている場合、ファイアウォール経由の通信を許可するの設定を追加します。コントロールパネル>システムとセキュリティ>Windows Defenderファイアウォール>許可されたアプリ>設定の変更で、jtas-appに対して、パブリック・プライベートの許可を与えてください。

ウイルス対策ソフトを導入している場合は、Jtas-appフォルダをスキャンから除外設定を行います。

PowerShellから以下コマンド実行してつなぐくんに接続できるか確認します。

PowerShellは、windows内部の検索にて、PowerShellと打ち込むとヒットします。

Plaintext
> ping {{つなぐくんPCのIPアドレス}}

その後、つなぐくんPCに接続できるかどうかも確認します。

Plaintext
# NEHOPSのPortにアクセスできるかの確認
Test-NetConnection 192.168.x.x -Port 5800

Windows PowerShellを起動し下記コマンドを実行します。

NEHOPS連携が動き出すと、連携時のログが確認できます。

Shell

なお、つなぐくん側では、接続に成功すると、アプリ上で以下の画面が表示されます。

テストを実施します。

Edeyansにて、清掃予定の自動作成を設定します。

事前に打ち合わせた内容を基にして、自動作成の時間を決定します。

ユーザー側でのチェックシートを用いて、お客様に連動が清掃にできているか確認いただきます。

Windows Defenderに実行をブロックされることがあります。 詳細情報>実行するで実行してください。

この場合は、以下複数の項目をチェックして下さい。

1.Pingにて通信確認を行い、ネットワーク的に繋がっているか確認

まずはIPレベルで通信できるかどうか確認してください。

2.つなぐくんのPCに相乗りしているソフトにて、再起動が必要無いか

つなぐくんのPC環境によっては、関連ソフトの再起動が必要になる可能性があります。

3.ネットワーク機器により、特定ポートがブロックされていないか

JtasAppPC ⇄ つなぐくんの間で、ルータやFireWall機能を備えたネットワーク機器が通信の遮断をしていないか確認してください。

4.ネットワーク機器により、特定ポートがブロックされていないか

JtasAppPC ⇄ つなぐくんの間で、ルータやFireWall機能を備えたネットワーク機器が通信の遮断をしていないか確認してください。

5.つなぐくんPCで、Jtas用ポートが他のサービスで使われていないか

管理者権限で実行したコマンドプロンプトにて、他のサービスとポートがバッティングしていないか確認します。